こんにちは。管理栄養士の河邉です。
先日、第2回目のスタッフランチ会を行いました。
<メニュー>
玄米(小豆・ハト麦入り)
だし巻き卵
けんちん味噌汁
肉じゃが
小松菜の胡麻和え
はと麦茶
〜主食を考える〜
1回目、2回目のランチの主食を玄米にしました。
今後も、スタッフランチでは玄米や分づき米、雑穀米を食べてもらいたいと考えています。
現代は飽食時代の栄養不足といわれています。
お腹はいっぱいでも栄養は足りていないのです。
要因は様々だと思われますが、一つに、主食を考えることも大切かと思います。
私たちが食べ慣れている白米は、玄米の素晴らしい栄養価を削ぎ落としてしまっていることはご存知でしょうか?
いつもの白米を玄米(分づき米、雑穀米でも良いでしょう)に変えることにより、
栄養のバランスがぐんと良くなることが期待できます。
✨ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える。
朝起きた時なんとなくだるい、疲れやすいなどはB1の不足が考えられます
✨ビタミンB2
成長を助ける成分 発育に不可欠
✨ ビタミンB6
皮膚を美しくする グルタミン酸と結合して脳の発育を助ける
毒素を流し酸化還元作用にも関係
✨ ニコチン酸(ナイアシン)
がん抑制の作用
✨ ビタミンD
カルシウムの吸収を助ける
✨ビタミンE
生殖機能を維持
✨ビタミンF
脂肪代謝に関係 不足すると皮膚がカサカサする
不足すると排卵不全、血尿を起こす。
玄米はカルシウムが少なめなので、ぜひゴマをかけていただきましょう。
もう一つ。玄米は自ずとよく噛むことが促されます。
奥歯を使って30回くらい、ご飯の甘味を感じるまで噛んでみましょう。
小豆、はと麦など食感の違うものが入るとより噛む回数がUPです!
パン、うどん、蕎麦、パスタ・・・・・主食になるものはたくさんあります。
自由な食の時代だからこそ、状況にあわせて選ぶ力が必要になってきますね。