こんにちは。管理栄養士の河邉です。

野菜・豆腐・豚肉が入った豚汁。

具沢山であれば、とりわけも容易で

大人も一汁一飯で十分なくらい頼りになる汁物ですね。

 

豚汁作り方

<材料>

ごぼう、大根、人参、しめじ、蒟蒻、油揚げ、木綿豆腐、豚肉、長ネギ、

里芋(別茹で)、インゲン(別茹で)

1、具になるものはゴロゴロと大きく切る。赤ちゃんの手づかみ用にはより大きく切るとよい。

2、根菜類(ごぼう・大根・人参)をオリーブオイルかごま油で軽く炒め、蓋をして蒸し焼きする。(炒めず最初から出汁で煮ても良い。)

3、出汁を入れ、しめじ、蒟蒻を加える

4、野菜が柔らかくなるまで煮込む。豚肉、豆腐(手でちぎる)、油揚げを加える。

5、里芋を加えてネギを入れ、全て煮えたら、赤ちゃんの味つけなし用はこの段階でとりわけましょう。

6、味噌を半量入れ、赤ちゃんの食事の味付けが進んでいる場合、ここでとりわけましょう。

7、大人用に残り半分の味噌を足して調味します。よそったあとインゲンを飾ります。

 

大人にもう一品。

銀鮭に塩コショウ・小麦粉をまぶしバターで焼いたものに、茹でブロッコリーを

添えています。

 

写真の赤ちゃん用プレートには豚汁の根菜と木綿豆腐をよそっていますが、

鮭を別茹ですれば月齢の低い赤ちゃんも食べられますし、ブロッコリーも手に持って食べられ

ますね。

味付けは徐々にしていきましょう。赤ちゃんに味付けする場合は大人の半分くらいの味付けと

覚えておきましょう。

固さについては、赤ちゃんによって食べられる固さが違ってきますが、赤ちゃんが歯茎で噛

める固さは、おおよそ大人の指で潰せるくらいです。しかし全てがそれくらいの固さでなけれ

ばダメということではありません。噛めないものを口から出すことも大事な経験となります。

豚汁の豚肉を出す場合は薄切りを大きいままで出してあげましょう。

 

注意!!

赤ちゃんにとりわけする際は、丸くて硬いもの(噛もうとした時につるんと喉に入ってしまうもの)を形のままだすのは避けましょう。例:こんにゃく・ミニトマト・ぶどう・枝豆など。そして、誤嚥を防ぐためには、赤ちゃんがまっすぐ座っていること。必ず側で見守ることが大切です。